1月10日の情熱大陸には、治療が困難だとされている臓器・肝臓、胆管、すい臓のガンを取り除く天才外科医・上坂克彦先生が登場します!
ガンにかかった医師が上坂先生を頼る。
そんな神のような医者、上坂先生とはどんな人物なんでしょうか??
上坂克彦のプロフィール
名前:上坂 克彦(うえさか かつひこ)
生年月日:1958年(57歳か58歳)
出身地:愛知県豊田市
学歴:名古屋大学医学部
職業:外科医(肝胆すい外科医)
1982年に名古屋大学医学部を卒業した上坂先生。それから14年後の1996年には名古屋大学医学部第一外科助手に就任します!
勉強熱心な上坂先生は翌年、ハーバード大学に留学し、2002年には静岡県立静岡がんセンター肝・胆・すい外科の外科部長に就任します!
外科部長というとかなり責任のある立場で、給料もいいけど仕事は激務というポジションを想像します!
その後上坂先生は静岡県立静岡がんセンターで患者を助け続け、2011年には当センターの副院長に就任しています!
経歴は?
沈黙の臓器にできたガンと日々戦う上坂先生。
なぜ沈黙の臓器なのかというと、体の奥底(中心部)にあるため、症状が出にくく、発見できたとしてもその時には進行が進んでいることが多いからだそうです。
逆によく喋る臓器がいるから、とかではないんですね。あたりまえか。
研修医のころから筋がいいと指導医に認められ、東京にある国立がんセンターですい臓がん手術の世界的権威といわれる幕内雅敏先生のもとで学んだという上坂先生。
幕内雅敏先生というと、現在は日本赤十字社医療センターの院長を務めている大物です!
血管が複雑に絡み合う内臓にできたがんを取り去る手術は、強靭な精神力が必要なのだそうです。
確かに想像するだけでおっかないですよね!血管だらけの場所にメスを入れるなんて!
ちょっとでも血管に傷がついてしまったらブシュー! 筆者即気絶!
がんの外科手術の中でも難しいといわれている肝・胆・すいガンに関しては、ここ数年は術後の5年生存率が1割ともいわれていました。
しかし、上坂先生の研究結果によると、術後5年生存率が40%まで上がる可能性があるといいます。
これは実際に病に苦しむ人からしてみれば重大なニュースですね!
上坂先生の研究結果は世界でも認められていて、手術の合間をぬっては海外へその研究結果の講演をしに行っているそうです!
すい臓がんの名医!
情熱大陸の取材に対し、神の手など存在しないと答える上坂先生。こんなお茶目な表情もされるんですね!
数ある病の中でも、がんは日本人の死因の中でトップです。
上坂先生の専門とするすい臓がんとは、へその少し上にある臓器にできるがんで、早期発見も手術も難しく、さらに転移しやすい性質のため術後の再発率も非常に高いそうです。
アップルのスティーブ・ジョブズもこのガンで亡くなっていましたね。
次回の情熱大陸では、ほかの医師に手術を断られた患者を助けるべく挑戦する上坂先生の姿が見られます!
その患者さんの職業も医師なのだそうです!上坂先生は同業者の中でも評価される名医なんですね!
がんのなかでも難しい部類に入るこのすい臓がんは、がんの王様という悪名も持っているほど!絶対にかかわりたくない王様ですね!
このがんの原因となるものの1位は喫煙だといわれていて、非喫煙者と比べると罹患率が2~3倍もあるのだそうです!
がんというと、心臓以外のすべての部位に発生する可能性があるといいますが、いかんせん検査が面倒なんですよね!
部位によって検査方法が違うので、何かと忙しい世代にとっては、検査したほうがいいとわかっていても後回しになってしまいがちです……。
がんの検査も空港の金属探知機みたいに通過するだけでピピっとわかればいいんですけどね!
気になる年収は?
国立がんセンターに勤める現役の30代医師の年収が700~800万円ほどだということが以前テレビで話題になりました!
上坂先生は静岡がんセンターの副院長を務めるいわばトップ集団といえるでしょうから、年収は2000万円越えしているのではないでしょうか??
ただ、医者という職業は激務で、さらに患者の命を預かるという重大な責任ものしかかってきますから、いくらもらっても、もらいすぎということはないと思います!
今後も研究と手術を続けてもらい、ぜひ、この世からガンを撲滅してほしいです!