外科のお医者さんって、みんなドSですよね?だって、ドMの外科医なんていたら、手術中に
「切っていい? 痛くない? ヤダ~どうしよう~」ってなりそうだし!
たぶんこの人もドSです、外科医を天職だと言い切るゴッドハンド・須磨久善先生!
12月5日のSWITCHインタビュー 達人達(たち)に登場します!
須磨久善のプロフィールや経歴!
名前:須磨 久善(すま ひさよし)
生年月日:1950年3月1日(65歳)
出身地:兵庫県
学歴:大阪医科大学
職業:心臓血管外科医
須磨先生は兵庫県の中でもおぼっちゃん学校というイメージが強い甲南中学と甲南高校を卒業されています。
その後は大阪医科大学に進学し、心臓バイパス手術に興味を持ちます。
もうね、この時点で理解不能です。なんせ筆者は血を見ると気が遠くなるチキンハートなものですから!
本当に尊敬します!
大学卒業後は東京の虎の門病院外科レジデントに就職し、その後、28歳で順天堂大学の胸部外科へ進んだ須磨先生。
心臓外科ではなく、胸部外科という科があるんですね。初耳でした!診察内容は心臓外科と変わらないのでしょうか?
このときから心臓外科医としてのキャリアをスタートさせます!
その後は医学の進歩があれば海外へ足を運んで学び、勉強と手術の経験を重ねた須磨先生。
1986年には、世界初の胃大動脈グラフト(移植組織)を使って冠動脈のバイパス手術することに成功させます!
この偉業が注目され、須磨先生はトントン拍子に出世します!
1994年には、ローマ法王も入院したことがあるというローマ・カトリック大学に招かれ、心臓外科客員教授に就任!
その後は湘南鎌倉総合病院の副院長に抜擢され、日本で初めてのバチスタ手術を行い、世間の注目を集めます!
さらには湘南鎌倉総合病院の院長を経て、葉山ハートセンターの設立・院長に就任します!
きらびやかな経歴はこれにとどまらず、順天堂大学心臓外科客員教授や財団法人心臓血管研究所のスーパーバイザーにを務めるなど、精力的に仕事をこなされています!
神の手を持つ心臓外科医!
そもそも須磨先生が神の手を持つ心臓外科医と呼ばれるようになったのは、世界初・日本初の手術を数多くこなし、5000件以上の心臓手術を手掛けたからだそうです。
5000人以上の人を救ったんですね!
確かに神です!
医療業界でその名を知らない人はいないほどの有名人になった須磨先生ですが、両親も兄弟も医者というわけではない、普通の家庭に育ったそうです。
子供のころ漠然と医者にあこがれるきっかけとなったのが、
1960年代に大ヒットした医療系ドラマベン・ケーシーだそうです!
このドラマ、今では考えられないんですけど、最高視聴率50%を超えたそうです!!
ベン・ケーシーが着用していた診療衣がケーシー型と呼ばれるほど、社会現象のようなドラマだったんですね!
確かに憧れるかも!
ドラマのモデルにも!
2006年のドラマ「医龍」や2008年のドラマ「チームバチスタの栄光」では、医事監修も務めたという須磨先生。
医龍の主人公のモデルはなんと須磨先生自身だそうです!
本人と坂口憲二さんじゃ見た目が全然違うじゃない!
という苦情があったかどうかは知りませんが、2010年、今度は水谷豊さん演じる「外科医 須磨久善」のドラマを医事監修されます!
こっちのほうがピンときますね!
今でこそゴッドハンドともてはやされている須磨先生ですが、ドラマではその華々しい経歴の陰にあった大変な苦労が描かれています!
家族や子供は?
25歳で現在の奥さんと結婚した須磨先生。
「これまでのキャリアアップに内助の功があったことは言うまでもない」と公言されています♪
素敵な夫婦ですね!
医療の前線で戦う須磨先生を支え続ける奥さんは、医療にはまったく関係がない人だそうです。
二人の間にお子さんがいるかどうかは不明でしたが、もし須磨先生に子どもがいたら、20代から30代くらいの年齢だと思われます!
弟子は?
天皇陛下を執刀した医師・天野篤先生です!
この方、新東京病院で心臓血管外科にいたころ、須磨先生の部下だったそうです!
こちらもゴッドハンドと呼ばれる名医ですね!
もし心臓の病にかかったら、須磨先生か天野先生に執刀してほしいな!
須磨先生は引退を視野に入れているそうですが、未来の患者たちのためにも、弟子や部下の育成に励んでほしいものです!