800億円もらったら何します?
自分はとりあえず家を買ったり貯金したり旅行するくらいしか浮かばないんですが、この男性は違います!
「僕に800億円くれたらガンダム作りますよ」
そんな風に言い切ってくれるのは千葉工業大学の未来ロボット技術研究センター所長の古田貴之さん!
10月22日のクロスロードでは、ロボット博士の日常に密着するようです!
古田貴之のプロフィール
名前:古田 貴之(ふるた たかゆき)
生年月日:1968年(47歳か48歳)
出身地:東京都
サイズ:身長・190cm
学歴:青山学院大学理工学部
職業:ロボットクリエイター/工学博士/千葉工業大学未来ロボット技術研究センター所長
古田さんがロボット博士を志したのはなんと3歳の時だったそうです。
鉄腕アトムに出てきた天馬博士にあこがれて、ロボット博士を目指したといいます。
でも、自分自身をアニメにするなら、のりまきせんべい博士(Dr.スランプアラレちゃん)やタイムボカンのコスイネンだと公言しているようです。
それはさておき、古田さんは父が医者という家庭に生まれ、2歳から7歳までをインドのニューデリーで過ごしています。
wikiを見ていたら、古田さんの人柄を表す心温まるエピソードを見つけました。
それは小学生の時の身体検査でのこと、「服を脱いでください」と言われた古田さんは全裸になったため、その後「古チン」のあだ名で呼ばれるようになったそうです。
周りを見たり、一瞬戸惑ったりしなかったのでしょうか?
信じた道を突き進む天才の片鱗が、このころから見え隠れしていますね!
現在はロボット業界の第一人者となった古田さん。ゲームのキャラのモデルにもなっています!
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こちらは、Xboxや、プレイステーション3で遊べるアドベンチャーゲーム「ROBOTICS;NOTES」です!
このゲームの中に登場する日高昴という男性のモデルになったのが古田さんのようです!
学歴は?
千葉工業大学で活躍しているのだから、やはり千葉工業大学の出身なのかと思いきや、きちんとした意思をもって大学を選んで、しかも中退している古田さん。
大学は青山学院大学理工学部に入学しているようですが、この大学を選んだ理由は冨山健研究室に憧れて、という明確な理由があったようです。
青山学院大学を卒業後は青山学院大学大学院理工学研究科機械工学専攻博士課程に進みますが、中途退学し、青山学院大学の理工学部で機械工学科助手になっています。
大学院で学ぶよりも、機械工学に触れていたい。そんな古田さんの熱意が感じられますね!
助手の時代には、ヒューマノイドロボット(人型ロボット)開発に携わり、サッカーのゴールキックをするロボットを発表してニュースになったこともありました!
病気なの?
14歳の時に脊椎の病気を発症し、車いす生活を余儀なくされたという古田さん。
病名は公開していないようですが、完治するのは一万人に一人という難病だったようです。
でも、このときの経験がロボットに対する考え方を少し変えたといいます。
車いす生活をもっと楽にしてくれるロボットはないか?
体の不自由を味わいながらひたすら考え、医者には匙を投げられ、それでも、根性で立ち上がった古田さん。
なんと、古田さんは一万人の中の一人だったようです!
根性でリハビリを続けた古田さんはまず秋葉原に向かい、車いす生活をよりよくするためのロボット作りの部品を探したのだとか。
車いすの生活をもっと自由にするためのロボット。
その開発のためにはもっと知識(運動制御や人口知能や画像処理技術)が必要だと思い立った古田さんは、その第一人者である冨山健先生の後を追って青山学院大学に入ったというわけです。
人生をしっかり歩んでいる感じがしますね!奇跡の人っていうのは、ヘレンケラーだけでけなく、日本にもいたんですね!
結婚は?
周囲には愛妻家として知られている古田さん。
二人のお子さんにも恵まれているようです。
こんなお父さんだったら、子供たちもロボット大好きになりそうですね!
ロボット開発が始まると一か月の合計睡眠時間が10時間になってしまうそうです。
体重も、ロボット開発前は75kgぐらいですが、開発が終わるころには45kgほどに減っているのだとか!!
奥さんはさぞかし心配でしょうね!
でも、夢を追いかけずにはいられない様子の古田さん。
マッドサイエンティストの雰囲気を醸し出していますが、すごく魅力的な人物でした!