最近は青森や東京で熊が出没してニュースになっていますので、なかなか山に登ろうと思う人はいないかもしれませんね。
この男性は自らを「沢ヤ」と称し、登山家と呼ばれるのを嫌うクライマー・宮城公博さんです!
なかなかの反骨精神を持つ男性のようですが、沢登りの仕方もかなりワイルドで、蛇や激流をものともせずにガツガツと絶壁に挑むようです!
10月27日のクレイジージャーニーに出演する宮城公博さんについて調べてみました!
宮城公博のwikiプロフィール!
名前:宮城 公博(みやぎ きみひろ)
生年月日:1983年(32歳か33歳)
出身地:愛知県
職業:クライマー兼沢ヤ/ライター/登山ガイド/NPO富士山測候所職員
肩書が多いですね!
彼が執筆した「外道クライマー」は、作家の夢枕獏さんが大絶賛した作品で、逮捕されたときの話も載っているようです!
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メディアに露出の多いいわゆる登山家や冒険家と一緒にされたくないと語る宮城公博さん。
自らの肩書である沢ヤとは、こんな定義があるようです。
沢登りに異常なこだわりをもった偏屈な社会不適合者
社会不適合者!
面白い!
最も野蛮で原始的な登山と呼ばれる沢登りをする宮城公博さん。
彼は一度、世界遺産である那智の滝に登ろうとして逮捕されたという経歴があります!
しかし、その事件をきっかけに仕事をクビになったことで、ガイドに載っていないような人類初の未開の地を求めて世界を放浪したのだとか!
経歴は?
国内外で数多くの初登攀記録を持っている宮城さん。
2009年にヒマラヤ・キャジョリ峰北西壁に単独で初挑戦しています。
2012年には、那智の滝での逮捕によって7年間勤めた福祉施設をクビになり、翌年には立山称名滝に冬期の初登攀を果たします。
ちなみに、登攀と書いて(とうはん)と読み、高いところに登るという意味を持っています!
その後宮城さんは、台湾チャーカンシー初遡行やカラコルムK6西峰北西壁などに挑戦し、タイのジャングルに足を踏み込むという危険なチャレンジもこなしています!
クレイジージャーニーという言葉は、この男のためにあるんでしょうね!
那智の滝事件とは?
那智の滝とは、和歌山県東牟婁郡那智勝浦町にある133メートルもの落差を誇る世界遺産の滝です。
2012年8月9日、三人の登山家がご神体にロープをかけ、ひたすら登るそのわきから、警察や熊野那智大社の宮司が拡声器で必死に止めたと言います。
「何やってんだ!」
那智の滝をよじ登っていた三人の登山家とは、大西良治と佐藤裕介と宮城公博。
他の二人に世界遺産をよじ登ろうと誘いをかけたのは宮城公博さんだったそうです!
しかも、当初は夜中にコッソリ那智の滝を登る予定だったという三人ですが、下調べで見に行った時に三人の目に映った闇に浮かぶ那智の滝があまりに神々しすぎたのて、三人はこう思ったようです。
「……昼間に堂々とアタックしよう。それがご神体に対する礼儀だ」
考え方がアウトローですね!
世界遺産を汚そうという気持ちは全くなく、登山家の本能のままに滝にロープをかけたのだとか。
大人なんだか少年なんだかよくわかりません!
大きな声では言えませんが、世界遺産がどないやねん。と思っている人も少なからずいることでしょう。
そんな人たちからしてみれば、宮城公博さんは「やってくれたね!」という爽快な気分にさせてくれる人かもしれません。
しかし、やったことは法律に反しているので、軽犯罪法違反で逮捕されて前科が付き、7年間務めた福祉施設をクビになったそうです。
ケジメですよね。
後日頭を丸めて宮司に三人で謝罪に行ったそうですが、このエピソードを聞いたとき真っ先に思い出したのが、波平に叱られるカツオの図。
宮司はさすがに人のできた方で、最初は怒鳴り散らしたそうですが、いかに那智の滝が大切な場所なのかを優しく説いてくれたのだとか。
勤務先や大学は?
宮城さんは現在、NPO富士山測候所の職員として勤務しているようですね!
フェイスブックのステータスを拝見したところ、元凸版印刷の技術者をしていた経験もあるそうです!
ところで、宮城公博さんがどこの大学に行っていたかについては、明らかになっていないようですね!
アホなことを全力でやってくれる宮城さん。
彼のブログ「セクシー登山部」を見ていると、山肌に雪が残る十字峡の沢を、全裸でわたる姿(後姿)などを見ることができます。
爆笑必至です。気になる人はぜひチェックしてみてください!