出典元:https://www.photo-ac.com/main/detail/662922
編み物には縁がありません。
でも、よくよく思い返してみれば子供の頃は、オカンが編んだマフラーを使ってたなあ……。
手編みのマフラーを作るだけでもかなりの時間がかかって肩がこったと文句を言われた記憶がありますが、手編みでセーターを作るなんて肩こりどころの騒ぎじゃないでしょうね!
3月2日のカンブリア宮殿には、気仙沼ニッティングの女社長が出演するようです!
気仙沼ニッティングと言うのがまた、高価な手編みのセーターを販売しているそうですね!
というわけで、気仙沼ニッティングという会社についても調べてみました!
気仙沼ニッティングとは
出典元:https://www.photo-ac.com/main/detail/625
気仙沼ニッティングはその名の通り宮城県気仙沼市にある会社で、手編みのセーターやカーディガンを売り出しています。
創業のきっかけは2011年3月11日に発生した東日本大震災の復興のため。
2012年6月にほぼ日刊イトイ新聞の主体で震災復興プロジェクトとして始まり、一年後には株式会社として独立しています。
気仙沼ニッティングの特徴は、一つ一つがオーダーメイドであることと……値段が高いみたいですね!
日本に古くから伝わる着物を子孫に受け継いでいくような感覚で、子供に譲ってあげられるような丈夫で長持ちするデザインのニットなのだそうです!
社長に就任しているのは御手洗瑞子さん、若く美しい女社長としても知られています!
TEDで気仙沼ニッティングを立ち上げたきっかけについて話す動画がありました!
復興支援で気仙沼に行った時、仕事を無くした人たちのために何かビジネスを考えなければならない。
気仙沼の人たちというのは、手先が器用な人が多いようですね!
漁網(ぎょもう)を修理したり、フリースやダウンが出回る以前に手編みのセーターを奥さんが夫に編んであげるという事も多かったようです。
震災で漁業ができなくなってしまっても、編み物産業が上手くいけば被災地の人達の本当の自立や復興につながりますもんね!
ところで、気仙沼ニッティングはその値段が高いにも関わらず売れまくっていて、いまだに抽選販売しているようです。
その理由は、1着のセーターを編むのに50時間以上もかかるからだそうです。
経営者の御手洗さんは編み手にしっかりとお金を払うために、一着15万円という値段設定をしています。
ハイブランドのバッグや財布は昔は大体手縫いでしたよね。
ルイヴィトンなんかはもうミシンを使って作っているようですが、エルメスはいまだに手縫いにこだわっているようですね。
気仙沼ニッティングは知名度が上がって行けば、日本のエルメスのような立ち位置になるのではないでしょうか??
特徴としてただ高価なだけではなく、糸やボタンにもこだわりがあり、有名なデザイナーにデザインしてもらったりと経営者のこだわりもあるようです。
出典元:http://xxhuyuzero.blog.jp/archives/23153585.html
フィギュアスケート選手の浅田真央ちゃんと社長の御手洗さんです!
浅田真央ちゃんが着ているのはMM01(151,200円税込み)で、御手洗さんが着ているのはエチュード(75,600円税込み)のようですね!
二人とも柔らかい雰囲気のニットが良く似合ってます!
関連記事:
通販は?
出典元:http://www.knitting.co.jp/s/store/barneys/
気仙沼ニッティングの商品は、抽選販売を行っているので、公式サイトに登録して、販売開始メールを待つと言う形での販売になるようです。
http://www.knitting.co.jp/
去年の9月には、バーニーズニューヨークとのコラボも実現し、バーニーズニューヨーク本店や六本木のお店にもコラボ商品が並んだようですね!
出典元:https://klear.com/profile/kesennumaknit
松屋銀座のミッフィー展に気仙沼ニッティングのニットを来たミッフィーが展示されて話題になったようです!
ミッフィーの表情が心なしか曇ってるように見えるのは自分だけでしょうか??
耳が聞こえにくくてかないません……みたいな?
ビジネスモデルを作ったのは糸井重里!
出典元:http://www.tv-ranking.com/detail/492.php
気仙沼ニッティングを始めたのは、エッセイストでコラムニストでタレントの糸井重里さんなんですね!
当初は東日本大震災の復興プロジェクトの一環として「気仙沼フィッシャーマンズニットプロジェクト」というのを糸井さんが立ち上げたようです。
気仙沼のおかみさんパワーを頼りにしよう
「被災地の品物だから」ではなく、
買う人が心からほしいと思う一流のセーターをつくる。
こんな理念の元、編み物産業で栄えたアイルランドのアラン諸島に出向いたり、リーダーに任命した御手洗瑞子さんに気仙沼に下宿することを勧めたり……。
気仙沼ニッティングが会社として独立するまでの物語は、登場するキャラクターも濃くて、結構面白い読みものだと思います!
http://www.1101.com/knitting/
こちらがほぼ日刊イトイ新聞で連載されていた「いいものを編む会社ー気仙沼ニッティング物語」のサイトです。
興味のある人はぜひチェックしてみてください!