保育園や幼稚園と言えば、子供が少ないなどの状況がない限り学年別に分かれますよね。
小学校に上がればひまわり学級やドリーム学級などの名前が付けられたクラスに分かれていって、障害をもつ子供とも道が分かれていくのが教育現場の現状です。
しかし!すべての子供たちを年齢・障害関係なく一緒に育てるインクルーシブ保育が今注目されています!
6月20日のプロフェッショナル仕事の流儀に出演するのは、インクルーシブ保育の第一人者である野島千恵子さんです!
野島千恵子のプロフィール
名前:野島千恵子
生年月日:不明(63歳)
出身地:不明
職業:聖愛園園長
40年以上保育の現場に身を置いているという野島さん。
彼女が園長を務める聖愛園は、44年ほど前に障害児を受け入れ始めたそうです。
1972年9月、4歳の男の子が二人、入所を希望して園を訪れました。
しかし、その二人は、自閉症の子供でした。
園は一度受け入れを断りましたが、再びその親が園を訪れたそうです。
「キリスト教の園なのに、なぜうちの子は入れないのか?」
当時の園長は牧師で、子供を入所させてほしいというその親の願いを無下にはできませんでした。
そしてその時から障害のある子もない子も、みんな一緒に保育するという方針に変わったのだそうです。
経歴は?
野島千恵子さんの気になる経歴についてですが、どの園に在園して、どれくらい保育士としての時間を過ごされたのか、詳しい情報は見つかりませんでした。
ただ、園長になるには、認定保育園で保育士として勤務する必要があるので、それなりに保育士としての経験を積まれた方であることは確かでしょう!
インクルーシブ保育とは?
保育園も幼稚園も、年齢によってクラスが分かれますが、インクルーシブ保育というのは様々な年齢の子供たちを一緒に育てるという保育の形態です。
そして、障害を持った子供であっても、健常者の子供たちと一緒に一つの教室で育てるというのもまた、インクルーシブ保育の特徴です。
ちなみにインクルーシブと言う言葉は日本語に直訳すると、包括した、含んだ。という意味があります。
障害と言ってもさまざまなものがあるかと思いますが、例えば自閉症の子供は保育園に入れなかったり、入所希望を出しても療養施設の保育所への入所を進められることがあるそうです。
自閉症の子供の特徴としては……。
・数字や文字に異常なまでの関心を示す。
・言葉の発達が遅い。
・こだわりが強い
というもの。
程度の問題もあるかもしれませんが、自閉症の子供を持つ親は、できればほかの子供たちと同じように成長させてあげたいと思うのではないでしょうか?
逆に、健常者の子供を持つ親は、同じ気持ちかと言うと……わかりませんね。
話が横道にそれましたが、インクルーシブ保育を通して異なる年齢や障害を持った子供たちと触れ合うことで、子供の社会性を伸ばせるというのがこの教育方針のメリットで、野島千恵子園長は、一人一人が違いを大切にしたいと園のホームページに書き込まれています!
家族は?
野島千恵子さん自身のプライベートな部分については情報が明らかになっていませんが、63歳と言う年齢からしてみても、結婚して子供も、孫もいるかもしれませんね!
保育士さんは、お嫁さんにしたい職業ランキングの中でも上位三位に必ず食い込んでいるイメージです!
ちなみに1位が看護師で、2位がOL、3位が保育士というのがお嫁さんにしたい職業のランキングでよく見るパターンです!
そんな曖昧なイメージからあえて結論を出させていただくと、野島千恵子さんは結婚されていると思います!
ちなみに野島さんが園長を務めるのは大阪にある聖愛園です。
社会福祉法人 路交館 幼保連携型認定こども園聖愛園
住所:大阪市東淀川区東淡路2-7-5
電話番号:06-6321-3201
1,2歳児クラスと、3,4,5歳児クラスは縦割りで、一緒に過ごすという方針なのだそうです!
障害を持つ子供自身はもちろん、育てる親もとても大変だという話を聞いたことがあります。
自閉症や発達障害などは、知らない人から見れば健常者のように見えるので、ただのわがままな子・不自然なまでに言う事を聞かない子と周りに思われてしまうことがあるからです。
インクルーシブ保育はいろんな子供の個性がぶつかり合い、喧嘩に発展することもあるかもしれませんが、そこから成長できるように大人がサポートしてあげられれば、最高の環境なのかもしれませんね!
革新的にも見えるインクルーシブ保育。
その第一人者である野島千恵子さん自身の情報はほとんどネット上に出回っていないようでしたが、予告動画では子供たちにとても慕われている様子の野島さん。
教育方法は長い時間をかけないと正解なのか不正解なのかわからない分野ですが、ゆとり教育とは違い、子供の成長に良い影響を与えるのではと、期待が高まります!