飛行機は統計学的に最も安全な乗り物だと言われていますが、そんな事言われても高所恐怖症の人間はちょっと嫌煙しちゃいますよね。
8月1日のプロフェッショナル 仕事の流儀は親分と呼ばれる神業整備士・杉本好夫さんです!
ドデカイ飛行機がわずか1ミリ以下の精度で整備されているという飛行機整備士の世界。
その整備士たちの「最後の砦」と呼ばれる杉本さんについて調べてみました!
杉本好夫のプロフィールや経歴
名前:杉本 好夫(すぎもと よしお)
生年月日:不明(59歳)
出身地:兵庫県
職業:飛行機整備士
所属:株式会社JALエンジニアリング エンジン整備センター 部品整備課
最後の砦とか、ラスボスとか、一度は言われてみたいですね~♪
兵庫県出身の杉本好夫さんは、1975年にJALに入社してから42年間ずっとさまざまな飛行機の整備に関わってきた大ベテランです!
今杉本さんが所属しているのは、JALの部品整備課という部署で、エンジン部品の修理を主な業務としているそうです。
エンジンの修理と言うのは、高度な技術が要求されるだけでなく、フライトスケジュールに合わせるための時間的な制約を受け、大人数の乗客の命を預かるとても責任重大な仕事でもあります。
杉本さんが今までで一番心に残っている仕事は、折れこんでしまったボルトがエンジン内に落ちてしまう構造の「ボルト折れ込み」で、エンジン交換のリスクと闘いながら、知識と経験をフル活用する大変な仕事だったそうです!
でもすごくやりがいがありそうですね!
何千人・何万人もの命を守っているスーパーヒーローなのに、表舞台に出てこないのはMIB(メンインブラック)みたいです!
結婚してるの?
杉本さんの将来の夢は、培った技術を将来に残すというステキなものです!
こちらは「天使のオーケストラ」というオブジェで、退役したジャンボ機のエンジンから作られています!
可愛らしいですね!これ欲しい!
と思ったら5体セットで20万!
やっぱいらんわ。
しょっぱなから話がずれましたが、杉本さんは結婚されているのでしょうか?
facebookやツイッターなどのSNSはされていないようで、プライベートな部分に関しては情報が公開されていないようでした。
ただ、結婚されていたなら、孫がいてもおかしくない年齢ですね!
マイスターとは?
飛行機整備士と言うと真っ先にドーラ一家のじっちゃんを思い出します!
ところで、JALエンジニアリングのマイスター制度とは何なのでしょう??
約3000名もの整備士を抱えるJALエンジニアリングの中で、たった二人しかいないトップマイスターの一人が杉本さんなんです!
3000名の中のトップ!
JALのマイスター制度は三段階に分かれていて、G3・G2・G1とグレードアップしていきます。
G3……エキスパート
G2……マイスター
G1……トップマイスター
これ、てっぺんを目指したくなるカッコイイネーミングですね!
マイスター制度は三段階ですが、入社したばかりのヒヨっこが即チャレンジできるわけではありません!
入社するとまず、整備士の認定制度を受けるのが先。
初級整備士→2級整備士→1級整備士→1等航空整備士(国家資格)
→ライン確認主任者・機体確認主任者
こんな風に順調に認定を受けていっても、マイスターの試験を受けることができるのは、早くても入社7年目以降なのだそうです!
こちらは本物の袖証です!
このマイスター制度では、技術面だけでなく人間性も評価されるので、整備士としての知識や技量や経験までも総合的に評価される、まさに最後の砦となる人物を認定する制度なんですね!
年収も予想!
JALの整備士の平均年収は600万円と言われています!
でも、それはその他大勢の方々の年収です!
3000人もいる整備士たちの中でのトップマイスターともなれば、それなりのお手当てが欲しいところですよね!
というわけで、トップマイスターの杉本さんの年収は1000万円前後なのではないかと予想します!