死なない限り問題はない
なんやそのセリフかっこよすぎるわっ!!
エリート街道をドロップアウトしてコロンビアでエメラルド王になった日本人?
そんな日本人いるわけがない……ってこのオッチャンかい!?
とにかく言動がアウトローで、「サノバ○ッチ」が口癖のエメラルド王・早田英志さんが9月8日のアウト×デラックスに出演します!
早田英志のwiki風プロフィール
名前:早田 英志(はやた えいし)
生年月日:1940年10月(76歳)
出身地:埼玉県熊谷市
学歴:東京教育大学農村経済学科
職業:実業家
東京教育大学農村経済学科を卒業された早田さんは、ノースウエスト航空に入社し、メカニックとして働いていたそうです。
仕事も私生活も順風満帆だった早田さんでしたが、30歳を目前にコスタリカ国立大学医学部に留学することを決意します。
留学中にラテンアメリカに興味を持った早田さんは現地でレストランやコーヒー農園、不動産業などを手がけ、一獲千金を狙ってエメラルド原石業に手を伸ばします。
原石業と聞くと真っ先に思い出すのがディカプリオ主演の映画「ブラッドダイアモンド」です!
宝石の原石を採掘する現場というのは、一獲千金を狙った荒くれものや奴隷同然の労働者など、とにかく危険キャラが続出しそうなイメージがありますよね!
早田さんが手を伸ばしたエメラルドの原石業に関しても危険であることに変わりはなく、コロンビアでエメラルドの仲介をする業者は「エスメラルデーロ」と呼ばれているようです!
エスメラルデーロとは……。
・カウボーイハット着用
・腰には拳銃
・ジープを乗り回す
こんな風貌をしているそうです!西部劇さながらですね!
早田さんはコロンビアでの生活をこんな風に語っています。
コロンビアでは簡単にやられるわけですよ。だから、ころされないように。ころすことがあってもころされないように。これが哲学
こんな哲学聞いたことないよー!!
エメラルド王って??
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こちらは早田さんの半生をつづった小説で、映画化もされています!
航空会社のメカニックという安定した仕事を捨てて、コロンビアのエメラルド採掘現場に飛び込んだ早田さん。
現場は日本では考えられない治安の悪さで、強奪の被害は8回・愛娘を誘拐されかけたのは2回・さらには事務所を爆破されたこともあるそうです!!
そんじょそこらの映画に負けない激しい人生送ってますね!
というわけで、映画化されてます!
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この映画は早田さん自身の半生を描いた映画ですが、監督も主演も早田さん自身がこなされています!
相当自分好きなのか、お金をケチりたかったってことでしょうか??
よくよく調べてみると全然違う驚きの理由があったようです!
その理由とは……撮影現場が危険すぎて、主演する予定だった俳優も監督も逃げ出したというもの!
責任感なさすぎやん!
と突っ込みたくもなりますが、撮影現場はコロンビアのゲリラ地域。
銃撃戦は本物の銃を使用しての撮影となるだけでなく、身代金目的の誘拐事件が多発している地域に監督とか俳優という職業のちょっとお金持ってそうな人たちが行きたがらないのは当然でしょうね!
現在はどうしてるの?
カウボーイハットをかぶっているのが早田さんで、左の髪がモジャモジャな男性は装丁を担当された漫画家の根本敬さんですね!
危険地域に身一つで乗り込んでいき、巨万の富を得た情熱的な大富豪!
そんなイメージの早田さんですが、アウト×デラックスの番組情報を見てみると気になる文章を発見しました!
年商50億円あったのに今は一文無しのエメラルド王壮絶人生
年商50億円あったのに、今は一文無しなの!?
なんで!?
映画がオオコケしたのでしょうか!?
コロンビアでの全盛期は肌身離さず持っていた拳銃を4回も発砲するほどの危険に晒されたという早田さん。
無一文になってしまった理由は、意外にもリーマンショックだったそうです!
そこはアウトローじゃないんですね。
リーマンショックは世界的な不況の引き金となった出来事ですが、早田さんの顧客も支払いが滞ってしまい、警備会社の社員に支払う賃金を支払いきれずに会社は倒産してしまったのだそうです。
資金繰りってどの業界でも生き残るためには必要な才能なんですね……。
「アメリカンドリーム」ならぬ「コロンビアドリーム」をかなえた早田さんですから、このままリタイアなんてことはせずに、いつまでもチャレンジし続けてほしいものです!