この人は阿部サダヲのお兄さん……ではなく、家電業界の風雲児と呼ばれている寺尾玄さんです!
自分の夢をかなえるべく奔走し、海外を放浪したり、ミュージシャンとして大手レーベルと契約していたこともある寺尾さん。
9月10日のクロスロードに出演するそうです!
高級家電が飛ぶように売れているという会社・バルミューダを率いる寺尾さんとは、どんな人物なのでしょう?
寺尾玄のwiki風プロフィール!
名前:寺尾 玄(てらお げん)
生年月日:1973年7月25日(42歳)
出身地:茨城県
サイズ:身長・176cm/体重・67kg
職業:実業家
みんなと同じ生き方をしていないとなんとなく怖いような気がする、多くの日本人がそう思って人生の選択をしていると思いますが、この人は自分がどうしたいかよくわかっている人のようですね!
洋蘭を育てる茨城県の農家に生まれた寺尾さん。
父親は農家の経営者で、母親はフラワーコーディネーターだったそうです。
父親は寺尾さんにいつも「お前は違う」という言葉をかけていたのだとか。
その真意とは、人と違うことをしなくてはダメというもので、小学校に上がってからは、母と寺尾さんと弟の3人を毎年海外旅行に行かせてくれたのだそうです。
毎年海外に行けるなんて羨ましい!
人と違うことをしろ、そんな父親の言葉があったからか、寺尾さんは17歳の時に高校を中退しています。
どこの高校に通っていたかも気になりますが、残念ながら高校名は公表されていないようですね。
その後、寺尾さんは地中海沿岸の国々を放浪し、日本に帰国後はバンド活動を始めています!
1999年に結成したバンド名は「Beach Fighters」
……聞いたことないけど。
音楽活動は9年間で終焉を迎え、この分野はもうやりつくしたという寺尾さんは、次の夢を見つけます!
経歴は?
2001年にモノ作りをこころざした寺尾玄さんは、独学で設計や製造を学んで行きます。
2003年にはバルミューダを設立。
2010年には扇風機業界に旋風を巻き起こしたといわれるGreen Fanを発表します!
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最小の電力で、自然界の風を完全再現!羽の音が聞こえない静音性能は素晴らしく、コードレスで20時間の稼働が可能になったこの扇風機!
欲しい!
このグリーンファンが一部のカネモチファンから熱い支持を得て売り上げを伸ばし、次に寺尾さんが目を付けたのはトースターだったようです!
電化製品を作るにあたって何の知識もなかったという寺尾さん。
製品を作るためにどうやって知識を積み上げたのかというと、直接秋葉原の店頭をめぐって、「この部品、なんていう名前ですか?」と聞いて回り、電話帳で50件以上の工場に電話をかけて技術とノウハウを教えてもらったそうです。
そのバイタリティ、感服します!
迷惑がられることが大半だったようですが、そんな中でもいい工場やお店と出会うことができ、ついに寺尾さんはバルミューダを代表するような製品を作り上げました!
バルミューダのトースターがスゴイ!
子どものころはトースターなんてうちにはなくて、オカンが魚焼きグリルで焼いてましたよ!
たまに魚臭いような気がするんですよね……切なかったなぁ。
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トースターごときに2万も払えるかい!
と怒号を飛ばしたくなっちゃってるそこのアナタ。
トースター側の主張もちょっと聞いてみましょうよ。
何でも、トーストは水分と香りをしっかり残しながらも表面はサクっといい感じに焼けるそうです。
チーズトーストに至っては、水分と香りを残しながらチーズの焦げ目を絶妙につけてくれるのだとか。
さらには、買ってきて冷えた状態のクロワッサンも、このトーストにかかれば焼きたての状態にまで仕上げてくれるのだそうです!!
ホームベーカリーが手作りパンを楽しみたい人向けならば、バルミューダのトースターは手作りするのは面倒だけど店で出てくる焼きたてを楽しみたい人向けということでしょうか?
どちらにしても、庶民の家電とは言い難いかもしれませんね!