リノベーションって言葉、最近よく耳にします。
ゼロから新築するのではなく、限られた空間をいかに良質なものに変えるかは、担い手にかなりのスキルが要求される難しい仕事だと思います。
今朝のとと姉ちゃんでも藤堂先生の自宅がいい感じにリノベーションされていたし、昔から重宝される技術だったのでしょうね!
建てない建築家として今注目を浴びている若手建築家・坂東幸輔さんは、リノベーション建築の達人です!
7月30日のクロスロードでは、離島の古民家の再生に尽力するそうです!
坂東幸輔のwiki風プロフィール!
名前:坂東 幸輔(ばんどう こうすけ)
生年月日:1979年(36歳か37歳)
出身地:徳島県
学歴:東京芸術大学美術学部建築科/ハーバード大学大学院デザインスクール
職業:京都市立芸術大学講師/坂東幸輔建築設計事務所主宰/BUS主宰
公式サイトの経歴を見ると、かなり優秀な人のようです!
東京芸術大学を卒業後、一度有限会社スキーマ企画に入社し、その後ハーバード大学大学院のデザインスクールを卒業されています!
世界中の設計事務所で働くことを夢見てハーバード大学大学院を卒業した坂東さんでしたが、その卒業年は2008年……あおりを食らった世代なら一瞬でわかると思いますが、リーマンショックの年です。
ニューヨークに引っ越した翌週にリーマンショックに見舞われた坂東さんはそれから約二年間、無職状態に陥ったそうです。
しかし、努力のかいあって2010年には坂東幸輔建築設計事務所を設立した坂東さん。
同時に、母校である東京藝術大学美術学部建築科の教育研究助手にも就任して、3年間勤めています。
そんな坂東さんの代表的な作品の一つは、四国の神山町にある築70年の長屋をよみがえらせたブルーベアオフィス神山です!
徳島県神山町にある長屋を、吹き抜けのあるサテライトオフィスにしてほしいという要望で出来上がったこの建物。
中はこんな感じになってます!
ここまでスッキリすると、古い建物と言うイメージが払しょくされますね!
神山町を訪れるクリエイターのためにギャラリー使用もできる広い空間は、展示会場として利用されることも多いようです!
結婚してるの?
いい意味で特徴のない顔つきですね!
イケメンだと思います!
坂東幸輔さんはリーマンショックで夢破れてからわずか一か月後、京都の上賀茂神社で結婚式を挙げています。
結婚式の準備ってだいたい半年以上前からするものですから、坂東さんは結婚式の日には海外の大きな設計事務所に勤めているものだと思っていたのでしょうね……。
式中には、「新郎は現在休職中……」という紹介をされて赤面したそうです。
奥さんや子供については情報を公表していないようですが、子供が生まれていたとしたら今一番かわいい時期なのではないでしょうか??
年収は?
建築設計事務所に勤務する建築士の平均年収は634万円程だそうですが、経営者となるともっと年収が上がりますよね!
坂東幸輔さんは建築設計事務所を2つ経営しているだけでなく大学でのお仕事もされているので、その手当も含めると、3000万円前後の年収はあるのではないでしょうか?
空き家再生
空家再生のスペシャリストの異名を持つ坂東幸輔さん。
2010年から取り掛かっている空き家再生のプロジェクト「空家町屋プロジェクト」は、坂東さんの出身地である徳島県の神山町から始まりました!
地デジ化に伴う光回線の敷設が県全域に行われたため、IT企業が次々にサテライトオフィスをこの地域に構えはじめた事もそのプロジェクトに追い風だったようですね。
坂東さんは古民家を次々とサテライトオフィスに変えるリノベーションを手掛けて行き、古くなっていく町自体を若返らせているようです!
落ち着いた雰囲気で仕事がはかどりそうです!
それになにより、見た目がかっこいい!モチベーションが上がります!
いつの日か徳島県の神山町が、IT企業のせめぎあうまちになるかもしれませんね!