ホラーなシーンを書くときが一番楽しいというちょっと怖い作家さんがこの村田沙耶香さんです!
クレイジー紗耶香の異名を持つ村田紗耶香さんが、5月22日のボクらの時代に登場します!
父が裁判官だとか、いまだにコンビニバイトしてるとか、いろいろ面白そうな村田紗耶香さんとは、いったい何者なのでしょう!?
村田沙耶香のプロフィール
名前:村田 沙耶香(むらた さやか)
生年月日:1979年(36歳か37歳)
出身地:千葉県
学歴:玉川大学文学部
職業:小説家
多摩川大学文学部を卒業した村田さんは、横浜文学学校に進み、作家の宮原昭夫さんの指導のもと、小説家になるべく学んだそうです。
彼女のデビュー作は「授乳」
体は大人だけど心はまだ子どもの主人公が、自分が女であることを受け入れていく道のりが時にグロテスクに、時にスリル満点に描かれています!
思春期の女子特有の不安定な心を垣間見たような気がするこの作品は、男としては、正直見なきゃよかったと思う部分もあったりします。
「蛇にピアス」の金原ひとみさんを思い出す作風の村田紗耶香さん。
どんな人生をたどって小説家という職業にたどり着いたのでしょう?
父は裁判官!
休みの日には必ず家族サービスしてくれるという村田沙耶香さんのお父さんの職業は、なんと裁判官なのだそうです!
ドラマなどで目にする裁判官というと、なかなか生活感が感じられない人ばかりですが、家族をとても大事にしている父に育てられて彼女が感じたのは、この世界の常識を疑えということだったそうです。
サラリーマンの家に生まれ育つと、特にこんな考えは浮かばないかもしれませんね!
裁判官という職業は、あらゆる人から話を聞かされ、誰が本当のことを言っているのか、誰が嘘をついているのか、事件の真実とはなんなのかを常にジャッジし続けなくてはいけない職業です。
そんな父親の背中を見て育った村田さんが、父の影響を色濃く受けているのではないかとファンからささやかれている作品が「消滅世界」です。
あまり書いてしまうとネタバレになるので控えますが、今まで信じていた常識がことごとく崩されていった未来は、常識を疑って作られた世界だからこそ、本当の未来になるかもしれないという恐ろしさを読者に感じさせる物語になっています。
好き嫌いはあるかもしれませんが、なかなか面白い小説でした!
コンビニクレイジー!?
三島由紀夫賞を受賞した作家でも、コンビニバイトを続けなきゃいけないもんなんですかね……。
紙媒体(本)が売れなくなってきたとはいえ、村田沙耶香さんほどの作家さんであればコンビニバイトを続ける必要はないかと思います!
しかし、彼女がコンビニバイトをこよなく愛しているのにはきちんと理由があるようです!
彼女の生活サイクルはなんと、朝2時に起きて小説を書き、8時から午後1時までコンビニでバイトするというもの!
作品が海外で翻訳されて売れているというレベルの作家さんなのにコンビニでバイトを続けているのは、生活のためではなく、人間観察のためなのだそうです!
確かに、コンビニには、ありとあらゆる年代の男女が訪れることでしょう。
作品を作るための礎となるのがコンビニのバイトなのでしょうね……。
結婚や家族感にも影響?
|
様々な愛の形を描き、カニバリズムや男性の妊娠、そして10人産んだら1人殺していいというあまりにぶっ飛びすぎているような世界観ながら読み手をずるずる引きずり込んでいく村田沙耶香さん。
裁判官である父に様々な裁判の内容を聞かされたのかもしれないし、自分から調べたのかもしれないですが、そんな村田さん自身が作り上げる家族とはどんなものなのでしょう??
1979年生まれというと36歳か37歳、結婚して子供がいてもおかしくない年齢ですが、結婚しているのかどうかなどの情報は明らかになっていないようでした!
ボクらの世界ではぜひ、彼女のプライベートな部分についていろいろと話しを聞かせてもらいたいものです!!