Tレグ細胞がアレルギーやアトピーに効く?増やす方法や食べ物も!

スポンサーリンク

うわっ、ナニこのキモチワルイ物体!

こんなの体の中からどんどん取り除いてキレイにしたい!

実はその考え自体がアレルギーを引き起こす原因だったのかもしれません……。

国民の4人に1人が花粉症だと言われていますが、苦しむ人達の救世主になると言われているのがTレグ細胞です!

今回はTレグ細胞のはたらきや増やし方などを調べてみました!

スポンサーリンク

関連記事

健康長寿はみんなの願い! 2月20日の世界一受けたい授業では、LPS(免疫ビタミン)について詳しく知ることができるそう...
ミトコンドリアって知ってます? 新種のドリアでも、今注目されてるロックバンドでもありません! 知ってる人は知っている。人...

スポンサーリンク

Tレグ細胞とは?

Tレグ細とは、別名制御性T細胞とも呼ばれていて、発見されたのは20年も前の事だったそうです。

発見者は大阪大学の坂口志文教授で、免疫についての研究のなかで見つけられたと言います。

免疫とは、体の中に異物が入ってきたら、それを攻撃するしくみで、本来は人間の体を守るためにあります。

風邪のウイルスに感染すると、免疫が働いてウイルスをチームで撃退するのですが、この働きが花粉や卵や牛乳など、本当は人間に害がないものにもはたらいてしまうのがアレルギーですね。

花粉が体に入ってくると、免疫は「体に悪いもの(花粉)を撃退せよ」という命令を出し、チームで花粉を攻撃して体の外に追い出そうとします。

その結果くしゃみや鼻水が出て辛い思いをすることになるんですね……。

でも、このTレグ細胞は免疫が過剰にアレルギーの原因物質を攻撃するのを止めてくれるというのです!

Tレグ細胞、グッジョブ!

さらにドイツ人の教授の研究で、家畜に触れる時間が長い人ほど、Tレグ細胞が多いと言う研究結果が発表されたそうです!

アレルギーを克服!?

子どものころから家畜に触れる機会が多いと、家畜の周りの細菌を吸い込んで、その結果Tレグ細胞が増えると言われています。

アメリカやカナダの一部で生活を続けるアーミッシュという人々がいます。

その多くがドイツ系アメリカ人で、宗教的な理由から車を使わず電車に乗らず、学校教育は中学校まで、生活のほぼすべてを自給自足しているそうです!

古くからの人間の生き方を大事にしているということでしょうね!

アーミッシュの人たちには、アレルギーやアトピーを持っている人が極端に少なく、血液を調べたところ、Tレグ細胞が35%も多いことが確認されたそうです!

この研究をしたムティウス教授という人は、アーミッシュ以外でも家畜と触れ合う時間が長い人の血液を調べたそうで、やはり同じような結果が出たと言います。

小さなころから清潔すぎる環境で育つというのは、アレルギーに対抗する力を弱めてしまうことにつながると言うことでしょうか??

増やす方法は?

Tレグ細胞を増やす一番の近道は、アーミッシュのように幼いころから動物に触れる事だそうです!

じゃ、牧畜始めるか!

って気軽に始められるものでもないので、猫や犬を飼うのがいいようです。

動物を飼えない環境ならば、幼いうちにたくさん動物園に子供をつれていくと、アレルギーになりにくい子供に育つそうです!

じゃあ、大人はもう手遅れってこと!?

大人にとってもアレルギーってつらいものですよね!

でも、最近はあえてアレルギーの原因物質を体に取り込むことで「この物質に害はない」と体に知らせる方法がテレビなどでも取り上げられるようになりました!

その名も舌下免疫療法。

スギ花粉のエキスを舌の裏側に少しづつつけて行き、体に慣れさせると言う方法です。

でもやっぱり、できることなら病院に行かずにTレグ細胞の力でアレルギーを克服できたらいいですよね!

Tレグ細胞を増やすサプリや食べ物はあるのでしょうか?

調べてみたところ、直接Tレグ細胞を増やすとうたっている食材はないようでしたが、幼いころからアレルギーの原因物質を口に入れる事で、Tレグ細胞を増やすことができるのではないかと思われているようですね!

ピーナツアレルギーを予防するため、幼いころからあえてピーナツを食べさせてアレルギーが発症するのを抑えることができたという研究結果も発表されているようです!

そして、現在最も注目されている新しい花粉症緩和治療の食べ物というのが、花粉症治療米というお米です。

今はまだ開発中というこの花粉症治療米は、遺伝子組み換えをすることによって、花粉症の抗体を減らすはたらきが期待されています。

やはり花粉症治療米も、アレルギーの原因となる物質を体に入れるという方式のようですね!

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする